SOCCER DIGEST Web2/13(木)8:49
現地時間2月12日に開催された延期分のプレミアリーグ第15節で、デイビッド・モイーズ監督が再就任したエバートンは、遠藤航が所属する首位のリバプールと本拠地グディソン・パークで対戦。2−2で勝点1を分け合った。 衝撃的な結末だった。ホームチームは11分に先制するも、相手エースの1ゴール1アシストを許し、1−2と逆転されて後半アディショナルタイムへ。だが目安の+5分を過ぎた90+8分、ジェームズ・ターコウスキがラストプレーで値千金の同点弾を叩き込んだ。 ドローではあるものの、タイムアップの瞬間、エバートン側はまるで勝ったかのように歓喜し、リバプール側は敗れたかのようにがっくりと肩を落とした。 土壇場で大仕事をやってのけた32歳のDFは試合後、英公共放送『BBC』のインタビューに対応。力強くこう語った。 「これまで何度かここで特別な夜を過ごしてきた。でも、僕にとってはおそらくこれが最高だ。永遠にそうだろうね。僕はあまりゴールを決めない。リバプール相手に、ボレーでゴールネットの屋根に突き刺したあのシーンは、決して忘れないよ」 【動画】これがプレミア!これがダービー!98分、ラストプレーで衝撃展開 新スタジアムへ移転するため、1892年にオープンしたグディソン・パークでのマージーサイド・ダービーは今回が最後。それだけに、より付加価値の高い試合になったと、ターコウスキは付け加えた。 「この特別なスタジアムを去るにあたり、将来に向けて、みんなにとって良い思い出になる。リーグ首位で好調の相手に対して僕らは本当によく戦った。チームは終始素晴らしいプレーを見せた」 もっとも、順位は1つ上がっただけで15位だ。宿敵との激闘で得た勢いを加速させ、エバートンは残留争いから完全に抜け出せるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【記事】「喜びが奪われた」中田英寿が語る電撃引退の理由。現在の森保ジャパンをどう見ている?「今の日本代表は強力。次のW杯で…」 【記事】「恐ろしいほど印象的」大エース古橋亨梧の“後釜”は今季16発の日本人FW! セルティック地元メディア「キョウゴの後継者に名乗りを上げた」
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