【ACLE】川崎F、浦項に敵地で日本勢初勝利 決勝トーナメント進出決定 長谷部監督初陣飾る – ACL : 日刊スポーツ

川崎―浦項 後半、チーム2点目のゴールを決め、駆け出す川崎・脇坂=浦項(共同)

<アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)浦項0-4川崎F>◇11日◇1次リーグ◇第7節◇浦項スティールヤード

川崎フロンターレが敵地で浦項スティーラーズを4-0で圧倒し、決勝トーナメント進出を決めた。

長谷部茂利監督(53)の初陣で日本勢として初めてアウェーで浦項を破った。 1ゴール1アシストの活躍をみせたエースFW山田新(24)は「今年、初の公式戦で、アウェーでしたけど、アップの時からサポーターが声をだして背中を押してくれた。笑顔で帰りたかった。決勝トーナメントを決められてホッとしています」と素直な思いを語った。

新監督が就任してからの取り組みが実を結んだ。前半38分、1月のキャンプから重点的に練習したサイド攻撃で、新加入のMF伊藤達哉(27)のクロスに山田が頭で合わせて先制。「自分が(起点に)裁いた後だったので確実にフリーになるなと思っていた。そこで達哉君(伊藤)が素晴らしいボールをあげてくれたので、うまく決めることができました」と納得の表情で振り返った。

前半終了間際に相手に退場者が出たこともあり、後半は圧倒した。同26分に高い位置でDF佐々木旭(25)がボールを奪うと山田のアシストからMF脇坂泰斗主将(29)が加点。同30分にもMF河原創(26)がクロスから3点目を奪うと、試合終了間際には、途中出場のFWエリソン(25)がゴールラッシュを締めくくる4点目を決めた。

昨季からシーズン20失点減を掲げて強化中の守備もきっちり無失点に抑えて、勝ち点3を積み上げた。山田は「今、新しい体制でスタートして、チームが1つになってやれている」と手応えを口にし、「連戦続きますけど、リーグもACLEもサポーター含めて全員で戦っていければいいかなと思います」と力を込めた。

この日の白星により、5勝2敗の勝ち点15とし、残り1試合を残してノックアウトステージに進むことのできる8位以内が確定。悲願のアジア制覇に向けて1歩前進した。

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