
【解説】兵庫県知事選のSNS運用めぐり…神戸地検と兵庫県警がPR会社など家宅捜索 捜査の焦点は?(日テレNEWS NNN) – Yahoo!ニュース
兵庫県知事選でのSNSの運用などに関し、斎藤知事らが公職選挙法違反の疑いで刑事告発されたことをめぐり、神戸地検と兵庫県警は7日、PR会社などの家宅捜索に入りました。これについて、公職選挙法に詳しい元大阪地検検事の亀井正貴弁護士が解説します。 ◇ 公職選挙法は、SNSの運用などを主体的に企画立案した業者に対しては、報酬を支払うことを禁止しています。これをふまえた上で、7日までの経緯を整理します。 きっかけは去年11月20日、兵庫県にあるPR会社の代表がインターネットに投稿した内容でした。知事選挙で“広報全般を任せていただいた”とつづられていました。 日テレNEWS NNN その後、これに対して斎藤知事側は“広報全般を任せたということは事実ではありません”と、公職選挙法などには違反していないと説明しました。報酬の支払いが認められている、ポスター制作やチラシのデザインなどの5項目に71万円5000円を支払っただけだと主張しました。これ以外のSNSの運用については、PR会社の代表が個人としてボランティアで行っていたとしていました。 ところが去年12月初旬、大学の教授らが、公職選挙法が禁止する「買収」にあたるとして、刑事告発しました。 そして7日、神戸地検と兵庫県警はPR会社などの家宅捜索に入りました。 ◇ 鈴江奈々キャスター 「7日、PR会社などに家宅捜索が入りましたが、一番の目的は?」 公職選挙法に詳しい 亀井正貴弁護士 「いわゆる買収事案にあたるかどうか。つまりSNS戦略の対価を得て報酬を得たかについての物的証拠を探そうとしているということです。供述ベースではなかなか立証が難しいので、パソコンから情報データを得ようという考えだと思います」 鈴江キャスター 「家宅捜索のタイミングについては、どうみていますか?」 公職選挙法に詳しい 亀井正貴弁護士 「この事案はおそらく警察にとっても検察にとっても最重要だと思います。ですから12月の告発で、おそらく1月に任意捜査をやっていると思う。さらに2月に入ってすぐ家宅捜索ですから、かなり早いタイミングで進んでいると思います」 鈴江キャスター 「それだけ、捜査態勢が大規模になっているということでしょうか?」 公職選挙法に詳しい 亀井正貴弁護士 「今、兵庫県警は知事の選挙の事案など、その他もろもろの事案を抱えていてけっこう忙しいはずです。その中で、このタイミングで入るのは、やはり優先順位が高いと判断していると思います」 鈴江キャスター 「検察と警察が一緒に家宅捜索に入ることは、異例でしょうか?」 公職選挙法に詳しい 亀井正貴弁護士 「そんなに多くないと思います。通常、警察が入る事案は警察がやって、検察はあとで受ける。検察がやる事案は、警察ではなく検察だけでやるのが普通ですから、両方入る事案は珍しいと思う。これは告発をした人がよく知っているので、こういうやり方をしたんだと思います」 鈴江キャスター 「検察と警察が一緒にやることの最大の狙いは?」 公職選挙法に詳しい 亀井正貴弁護士 「警察がやると、検察が気を緩める可能性があります。ただ最終的に判断するのは検察。だから、判断するところと、第一的な捜査機関の全態勢であたることによって、捜査態勢がかなり強まっていくことを狙ったと思います」…
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水原被告の刑期「たった5年?」…“大谷マニア”が同調「正気の沙汰じゃない」
ベン・バーランダー氏が主張 ドジャース・大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われていた水原一平被告の量刑言い渡しが6日(日本時間7日)に行われた。求刑通りとなる4年9か月の禁錮刑が言い渡されたが、“大谷マニア”としてエンゼルス時代から取材していた米アナリストは、刑期の短さについて綴った。 【PR】イチローが25年前から愛用 「100%の力を発揮する」ために選んだCW-Xの機能性ウェア 「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は、「判決が下った。ショウヘイ・オオタニの元通訳であり、友人でもあったイッペイ・ミズハラは懲役57か月の刑を命じられた。ほぼ、5年だ」と投稿した。 そして一般ユーザーからの「たった5年?」との返信には「笑 5年は正気の沙汰じゃない。同感」と返し、4年9か月という刑期に不満を示した。 刑期を巡っては、水原被告側は情状酌量を求め、過酷な労働状況や低賃金、胴元の責任などを主張したが、裁判官は主張を一蹴。求刑通りの4年9か月の禁錮刑が言い渡された。 (Full-Count編集部)
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水原一平被告 収監後に待ち受ける劣悪環境「麻薬、抗争、性暴力…」 有名ジャーナリストが指摘 | 東スポWEB
国際ジャーナリストでタレントのモーリー・ロバートソンが7日、関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演。「禁錮4年9月」の量刑が言い渡されたドジャース・大谷翔平投手の元通訳・水原一平被告の今後を案じた。 水原被告は通訳の立場を悪用し、大谷の銀行口座から約1700万ドル(約26億円)を不正に搾取。本人になりすまして銀行員をだます電話をかけるなどの手口で多額の資金を盗み、違法なスポーツ賭博に手を染めていた。本人はすでに銀行詐欺などの罪を認め、司法取引に応じていた。 カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁はこの日、水原被告に対し、求刑通り禁錮4年9月を言い渡した。大谷選手への1697万ドルの賠償なども命じた。同被告は3月24日までにロサンゼルスの連邦地裁に出廷した後、収監される。 このニュースについてモーリーは「ちょっと案じられるのは…」と切り出すと、「どの刑務所になるのかというのがまだ明るみに出ていないですけど、例えば州の刑務所になった場合は収容者が100%をかなり超えて、キャパ超えで人がパンパンに収容されている」と指摘した。 その影響として「例えば医療のニーズがあってもなかなか順番が回ってこないとか、シャワーやトイレを過剰な人数で使っている、そして看守の目が届かないので実は中で暴力とか男性同士の性暴力なんかも一般化しており、麻薬も出回ったりギャングの抗争まで非常に無法状態になりがちだということは問題視されている」と現状を報告。 その上で「2000年代のリーマンショックで予算がカットされて以降回復してないので、刑務所予算とスタッフが足りない状態で服役者の数がどんどん大きくなっていくちょっとよくない状態なんです」と表情を曇らせた。 MCの青木源太アナから「どこの刑務所に入るのか?というのは居住地によるのか。罪状によるのか」と問われると、モーリーは「あとは管轄とかに関わってくると思います。ただ例えばサンディエゴの地区では中で死亡する件数が多いとか、正式に報道されて問題になっていますので、ちょっとそこら辺が危ぶまれるという側面もあると思います」と分析していた。
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国際刑事裁、トランプ氏の制裁非難 加盟国に団結呼びかけ | ロイター
[アムステルダム 7日 ロイター] – 国際刑事裁判所(ICC)は7日、トランプ米大統領がICCの職員らに制裁を科す大統領令に署名したことを非難した。 トランプ氏は6日、米国民やイスラエルなどの同盟国に対する捜査に関わったICCの職員らに制裁を科す大統領令に署名。イスラエルのネタニヤフ首相は、パレスチナ自治区ガザでの戦闘を巡る戦争犯罪などの容疑でICCから逮捕状が発行されている。 もっと見る ICCは、大統領令が司法活動の弱体化につながるとして、加盟125カ国に対し正義と人権のために「団結する」よう要請。 「ICCは職員をしっかりと支え、世界中の残虐行為の犠牲となった何百万もの無実の人々に正義と希望を与え続けることを誓う」と表明した。 ICCは戦争犯罪や大量虐殺などで個人を訴追できる裁判所。125カ国が加盟しているが、米国、中国、ロシア、イスラエルは加盟していない。 私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」 , opens new tab
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将棋・渡辺明九段が漫画家・伊奈めぐみさんと離婚 Xで元妻への感謝も 今後も一緒に生活
渡辺明九段(岩崎叶汰撮影) 将棋の渡辺明九段(40)は7日、X(旧ツイッター)で、漫画家の伊奈めぐみさんと昨年に離婚したと明らかにした。 渡辺九段はXで伊奈さんの作品「将棋の渡辺くん」を引き合いに「夫婦で応援して下さった方に申し訳なく思います」と陳謝。現在、ひざの手術を受けてリハビリ中の渡辺九段の面倒を伊奈さんが見ていると明かした上で、「世話だけでなく、弱音を言っては話相手をしてもらって、励まされています」と〝元妻〟への感謝をつづった。 伊奈さんも自身のXに渡辺九段の投稿をリポスト。その上で、7日発売の別冊少年マガジン3月号に掲載された「将棋の渡辺くん」のテーマについて「今月は『籍』と『紫綬褒章』の2本です」と告知した。 3月号の「将棋の渡辺くん」には2人が離婚を決めるまでの経緯が描かれており、伊奈さんの「ワンクッション置くくらいの方が良い関係が築ける気がする」と話す場面が描かれている。離婚届は語呂合わせから「いい夫婦の日」とされる11月22日に出したとしている。渡辺九段と伊奈さんは今後も一緒に暮らすという。 紫綬褒章の渡辺明さん「重み感じる」 藤井聡太七冠打倒も「諦めていない」
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奈良県内は8日夜まで大雪の見込み 積雪などに注意|NHK 奈良県のニュース
強い冬型の気圧配置の影響で県内は8日夜遅くにかけて大雪となる見込みです。 気象台は積雪や路面の凍結による交通への影響などに注意するよう呼びかけています。 奈良地方気象台によりますと、上空およそ1500メートルにマイナス12度以下の強い寒気が流れ込み、県内は8日夜遅くにかけて大雪となる見込みです。 8日午後6時までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで▼南部で20センチ、▼北部の山地で15センチ、平地で8センチと予想されています。 8日朝の予想最低気温は、奈良市でマイナス2度、十津川村風屋でマイナス3度と厳しい冷え込みとなります。 その後も雪が降り続くおそれがあり、9日午後6時までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで▼南部で10センチ、▼北部の山地で5センチ、平地で3センチと予想されています。 気象台は積雪や路面の凍結による交通への影響、それに農業用ハウスの倒壊などに注意するよう呼びかけています。 ページの先頭へ戻る
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松村北斗を愛しすぎるリリー・フランキー「うちの北斗にちょっかいかけて!」(写真11枚)
映画「ファーストキス 1ST KISS」の初日舞台挨拶が本日2月7日に東京都内で行われ、キャストの松たか子、松村北斗(SixTONES)、リリー・フランキー、脚本の坂元裕二、監督の塚原あゆ子が登壇した。 リリーから寵愛を受ける松村 坂元が「ほっくん」と検索したら 松たか子がSixTONESに? 画像・動画ギャラリー(全12件) リリーから寵愛を受ける松村 「ファーストキス 1ST KISS」は事故で夫を亡くした主人公・硯カンナが夫・駈と出会う直前の日にタイムトラベルをするラブストーリー。駈を救うためには“夫婦にならない未来”を選ばなければいけないことに気付いたカンナが運命に抗おうとする姿が描かれる。カンナを松、駈を松村がそれぞれ演じる。 公開初日を迎えて、松村は「最初に台本を読んだときにものすごく感動したことを覚えていて。観客の皆さんの顔を見ると、そのときの僕と同じような反応に見えるんですよね。日を追うごとに、SNSなり街角なり、どこかで感動の声を聞けるのかなと思うとうれしいです」と声を弾ませる。リリーが演じるのは駈が師事する古生物学の教授・天馬市郎。リリーから「街角?」とツッコミを受けると、松村は「街角ってロマンスの香りがしますよね」と返した。 1月に行われた本作の完成披露舞台挨拶でキャストの吉岡里帆が「リリーさんが松村さんをペタペタ触っていたんですよ」と明かし、さまざまなメディアがその発言を紹介した。リリーは「ネットニュースで知って愕然としました」とこの話題に触れ、「松村くんとは何回かごはんに行ってるんですけど、一緒にいて楽しいですね。長年、松たか子さんの“ストーカー”をやってるもんですから、今日は人に会いたくて来てるようなものです」と顔をほころばせた。 坂元が「ほっくん」と検索したら 劇中で29歳と45歳を演じ分けている松村の話題になると、坂元は「老けメイクをしたり、お腹を大きくしたりしてるからファンの人が怒ってるんじゃないかと思って、SNSで『ほっくん』と検索したら『ほっくん魅力爆発』と書いてありました」と笑顔に。すると、すかさずリリーが「お腹が大きい松村くんってかわいくないですか?」と登壇者たちに共感を求め、松村は「あと半年いただけたら大きくなれます」と自身の腹に手を当てた。 松と松村は共演を通じて発見した互いの新たな一面について聞かれると、松は「人間的な欠陥をどんどん引き出してくれる方でボロボロボロボロ……と。こんなにリラックスしていいのかなと思いながら、楽しむことができました」とコメント。これを受けて松村は「年下が言うのはおかしい表現なんですけど、愛嬌があって隙のある方なんだなって。たまにボケっとしているっていうか、『松さん、聞いてますか?』とか言えちゃう」と明かす。2人の仲睦まじいやりとりに塚原監督は「ツッコミが撮影のときより激しくなってるなと思って、ほほえましく見ていました」とにっこり笑った。 松たか子がSixTONESに? 引き続きイベントでは、登壇者に向けてさまざまな質問が投げかけられた。「坂元、塚原コンビで新たに映画を撮るとしたら?」というテーマでは、坂元が「松さんと松村くんの中身が入れ替わってしまうのはどうですかね?」と提案する。松村は「僕は松たか子をやらなきゃいけないってことですよね?」と混乱気味。坂元は松に向かって「SixTONESになるってことですね」と言い切ると、松は「東京ドームで4日間ライブでしょ? いいですね」とノリノリだった。 1週間後が2月14日ということで、バレンタインデーの話題になると松村は小学校時代を振り返り、「小学1年生でチョコレートをもらって、言い方悪いですけど、幸先いいなと思ってたんですよね。それ以降、誰からももらわず、学校生活が終わりました」としみじみ語る。するとリリーは「うちの北斗にちょっかいかけて!」と感情をあらわにした。 最後に登壇者たちは、劇中でカンナと駈の関係性が大きく変化する場所としてかき氷店が登場することから、かき氷のパネルを持った観客とともに写真撮影に臨んだ。 この記事の画像・動画(全12件) Page 2 Page 3
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スターの通訳から転落 水原被告、人気者の面影なし:時事ドットコム
時事通信 運動部2025年02月07日16時28分配信 水原一平被告=2024年6月、米カリフォルニア州サンタアナ 水原一平被告が、移籍した大谷翔平選手と共にドジャースで新たなスタートを切ったのが約1年前。2月にアリゾナ州でのキャンプインを迎え、毎日の車での移動から練習まで、常に行動を共にしていた。ソウルでの開幕シリーズへ向かう前には大谷夫妻と水原夫妻が4人で並ぶ写真も公開され、関係は良好に見えた。 大谷氏に「謝罪したい」 疲れた表情、メディアに無言貫く―水原被告 しかし、3月20日の開幕戦までいた水原被告が翌21日、突然姿を消した。メジャーの顔となったスター選手の隣にいつも立ち、日本代表が優勝した2023年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でもチームの通訳を担当。日米のファンに知られ、球場で声援を受けるほどの人気ぶりだったが、ギャンブルでつくった借金は膨らんでいた。不正送金という裏切り行為で人生は暗転した。 事件発覚から初めて公の場に現れたのは4月12日。ロサンゼルスの連邦地裁に出廷した時だった。足かせをつけられ、小さな歩幅で歩く際に鎖を引きずる音が法廷に響くと、日米の記者らで埋まった傍聴席に驚きが広がった。 その後2度の出廷、3度の延期を経て、禁錮4年9月の実刑が言い渡された。言い渡し前には「大谷選手に心から申し訳なく思う」と英語で謝罪。疲れた表情に、かつての面影はなかった。(サンタアナ時事) 最終更新:2025年02月07日18時03分
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兵庫県知事選に関連しPR会社に強制捜査、斎藤元彦知事は「公選法に違反していない認識は変わらない」
兵庫県知事選(昨年11月17日投開票)で再選された斎藤元彦知事側から選挙運動の対価として報酬を受け取った疑いがあるとして、神戸地検と県警は7日、同県西宮市のPR会社「メルチュ」の事務所や同社代表の自宅など複数の関係先を公職選挙法違反(被買収)容疑で捜索した。捜査当局が代表を任意で聴取していたことも判明。押収資料を詳しく調べ、刑事責任追及の可否を慎重に判断する。 斎藤元彦知事 捜査関係者によると、捜査当局は代表側に関連資料の任意提出を要請したが、十分に応じなかったため、強制捜査に踏み切った。一方、斎藤氏側は資料の任意提出に応じているという。 総務省によると、インターネットの選挙運動で主体的に企画立案を行った業者への報酬の支払いと受け取りは、公選法が禁じる買収と被買収にあたる恐れがある。神戸学院大の上脇博之教授らが昨年12月、斎藤氏を買収、代表を被買収の容疑で告発していた。 代表は投開票後の昨年11月20日、投稿サイト「note」で「(斎藤氏側から)広報全般を任された」と記載。選挙中のSNS運用について「私が監修者として、運用戦略立案、コンテンツ企画などを責任を持って行った」と記した。 斎藤氏側はこれまで、メルチュに支払った71万5000円の請求書の写しを示した上で、公選法で認められたポスターデザインなど5項目の制作費だとし、「広報全般を依頼した事実はない」と否定していた。 斎藤氏は7日、記者団に「公選法に違反していないという認識は変わらない。捜査にしっかり協力していきたい」と語った。 兵庫県知事選で報酬受け取り疑い、PR会社関係先を捜索…神戸地検と県警
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Rソシエダードのアルグアシル監督、6年で3度目の4強入りの秘訣問われ「死ぬ気で戦うことだ」(日刊スポーツ)|dメニューニュース
国際親善試合 レアル・ソシエダード対G大阪 後半、交代となりベンチへ下がるレアル・ソシエダード久保建英(右)を迎えるイマノル・アルグアシル監督(撮影・前田充)=2024年7月25日、パナソニックスタジアム吹田 <スペイン国王杯:Rソシエダード2−0オサスナ>◇6日(日本時間7日)◇準々決勝◇レアレ・アリーナ 【サンセバスチャン=高橋智行通信員】日本代表MF久保建英(23)の所属するレアル・ソシエダードが、4日前のリーグ戦で1−2と敗れたオサスナに雪辱した。 4日間で2試合同じ相手と公式戦を戦うという不思議な巡り合わせとなったが、そこには敗北から出た課題を見直し、修正した。 試合後の会見で、イマノル・アルグアシル監督はやり返せた理由を問われると「それは我々が両方のペナルティーエリアでうまくプレーできたからだ。先日の試合ではペナルティーエリアからペナルティーエリアまで今日よりずっといい試合ができていたと思うが、違いを生み出すべきところで精度を欠いていた。今日はそんなに輝かしい試合はできなかったが、細かい部分でうまくやることができた」と回答した。 サイドと2列目の選手たちがペナルティーエリアに多く入っていくことにこだわっていた。ただ、相手に退場者が出た後は無理に攻めずに時間を使い、攻守のバランスを意識した戦い方にシフトチェンジしている。 そしてもう1つはハイプレス。前回までと違い、相手のビルドアップを狙い、ミスを突くことを徹底した。それが前半31分の追加点となっている。 また、イマノル・アルグアシル監督は指揮して6年目で3度のスペイン国王杯4強と、この大会とは相性がいい。 国王杯で成功を収める秘訣(ひけつ)はあるのか? そう問われると「そんなものはない。たとえ親善試合であっても、すべての試合を死ぬ気で戦うことだ。なぜなら私は常に勝つことを望んでいる。3日後や7日後のことを考えず、そのことで時々非難を受けることはあるけどね。そして試合に負けたとしても、それは姿勢の問題ではない。だから選手たちのプロ意識や仕事ぶりが疑問視されるのは、私にとって非常に辛いことだ」と言って胸を張った。
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