日産社長 “取締役会で子会社化に反対意見” ホンダに伝える | NHK

ホンダが日産自動車に対し、子会社化する案を打診したことについて、5日開かれた日産の取締役会では反対意見が相次ぎました。

日産の社長は6日、ホンダの社長と会談して取締役会での議論を踏まえた会社の意向を伝え、経営統合の実現は厳しい情勢となっています。

ホンダと日産は2024年12月、経営統合に向けた本格的な協議を始め、持ち株会社を設立したうえで、両社を傘下におさめる形での経営統合を目指すと発表していました。しかし、ホンダはその後、この枠組みとは別にホンダが日産を子会社化する案を打診し、5日開かれた日産の取締役会では、反対の意見が相次ぎました。関係者によりますと、日産の内田誠社長とホンダの三部敏宏社長は6日午前、ホンダの本社でトップ会談を行い、内田社長からは子会社化への反対意見が相次いだことを踏まえて会社の意向を伝えたとみられます。これに対し、ホンダは日産が子会社化を受け入れなければ、経営統合は難しいという考えです。

両社は2月中旬をめどにさらに協議を進めていくかどうかを判断するとしていますが、意見の隔たりが大きくなる中、経営統合の実現は厳しい情勢となっています。

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