西田敏行の軌跡たどる特番放送、お別れ会の模様や堺正章・大泉洋のインタビューをお届け

昨年10月17日に死去した俳優・西田敏行を追悼し「緊急特別番組ありがとう西田敏行さん～不世出の名優安らかに…～」が2月18日18時30分よりテレビ朝日系で放送される。

歴史上のヒーローや、コミカルな役、アクの強いキャラクターなど、どんな役も自分色に染め上げ日本中を楽しませた西田。今回の特番では同日都内で執り行われる「お別れ会」の模様とあわせ、彼の軌跡をたどる特集「西田敏行名優＆名作と歩んだ76年」がオンエアされる。俳優を志した少年時代や遺作となった「劇場版ドクターX」などの貴重な映像資料、そして西田自身の言葉とともに濃密な芸能人生を振り返る。

さらに「西遊記」で共演した堺正章、「鎌倉殿の13人」で共演した大泉洋、「釣りバカ日誌」シリーズで共演した浅田美代子、「人生の楽園」でともにナレーションを担当した菊池桃子ら、西田をよく知る人々にもインタビュー。愛すべき彼の素顔が紹介される。加えて出身地である“福島を愛し、福島に愛された”西田の姿を代表曲「もしもピアノが弾けたなら」に乗せてお届け。西田の大ファンだと公言するヴァイオリニスト高嶋ちさ子が、西田の地元・郡山市にある福島県立郡山高等学校の合唱部とコラボし、一夜限りのハーモニーを捧げる。

またドラマ「ドクターX～外科医・大門未知子～」第2シリーズの第2話を特別編として放送。演じた蛭間重勝に愛着を持っていた西田は生前「役者人生で5本の指に入るほど気に入っていた」と語っていたそう。第2シリーズの第2話は12年の歴史の中で唯一、蛭間が執刀医として手術台に立ってオペをする姿が見られる回だ。番組では米倉涼子、遠藤憲一ら共演者たちのインタビューとともに同作における西田の軌跡も紹介される。